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ファクトリーブランド「チェトラ」

Cetraとは
イタリア語でインスピレーション・・・

大きな木のドラムの中で、水と一緒に革の回る音が工場内に響きます。
ものづくりの街、荒川沿いの東京・墨田区にある革工場で今日も熟練の職人の手により1枚1枚、丁寧に革が作られていきます。質の高い革製品は、縫製技術だけではなくその素材の特性に見合った加工を施す「鞣し」の技術が大きなウエイトを占めています。
Cetraの製品は全てこの自社工場で作られた革で手掛けている素材の品質と製法にこだわった、All Made In Japanのオリジナルファクトリーブランドです。

製造元


ピッグスキンは日本で自給できる唯一の革素材です。
弊社は創業以来85年以上かけて築き上げてきた技術と信頼をもとに
ピッグスキンの鞣し、染色・加工を一貫して行っております。
生産の現場ではお客様のニーズにお応えするために
技術者の絶え間ない努力が原動力となっております。
諸外国をはじめとするアジア諸国の発展に伴い
国内の製造業は工場を海外へシフトするなど大変厳しい状況におかれています。
日本人の繊細な技術力、製造力はまだまだ世界最高水準にあり、
長年かけて培ってきたそのノウハウを改善、革新していく手法も
簡単に他者が真似できるものではありません。
製造業の原点である「ものづくり力」の強化に立ち返り
弊社は生産技術、製造、品質管理、保全、施設管理などを徹底する
経営理念の上で絶えず変化する市場が求めるものをいち早く開発し、
確かな技術と最高の品質でお客様へご提供します。
「誠心誠意」「お客様の期待に応える」弊社に、
是非ご期待ください。

製造業の原点である「ものづくり力」の強化に立ち返り弊社は生産技術、製造、品質管理、保全、施設管理などを徹底する経営理念の上で絶えず変化する市場が求めるものをいち早く開発し、確かな技術と最高の品質でお客様へご提供致します。「誠心誠意」「お客様の期待に応える」弊社に、ご期待ください。

加工技術について

タンニン鞣し

タンニン鞣しは植物からとれる成分のタンニン(渋)を使って皮を鞣す方法で科学物質を使わないので、人と環境に大変優しいのが魅力です。鞣しに要する工程や手間はかかりますが、その分、繊維が密で張りがある丈夫な革に仕上がります。工程が複雑なため、気候や温度などの条件により、一枚の革の中にも表情の違いが起こりますが熟練の技術と、努力を惜しまず繰り返し行われる試作により高い品質の味わい深い革が作られていきます。弊社は今後も人や地球に安全な天然素材の開発に取り組んでいきます。

クラフトヌメ

着色をしていない素のままの仕上げですので、そのまま経年変化(エイジング)を楽しむこともできます。長年使うと、艶が出て透明感のある飴色に表情を変えていきます。各種の染料で染色などを施す前の万能用途の素材です。

アメ豚

植物タンニンで鞣したヌメ革に、細かい豚型を押した後、陸染めとグレージングで深みのある色艶を出した革です。

ソフトアメ豚

一般的なアメ豚に代表される、腰のあるヌメ革とは違い、ふっくらとした柔らかさがあります。グレージング(ガラスのローラーによって強い圧力を加えながら摩擦して艶を出す作業)によって焦げた部分と下色との微かなツートーンも出しています。その後、ミーリング(ドラムで揉む作業)することによって、濃淡を強調することもできます。

撥水加工スエード

弊社が時間をかけて開発した特殊なレザー。革を鞣す工程から水や汚れをはじく特殊な撥水加工を施しています。革の表面への撥水剤の塗布ではなく、染色工程で革の繊維の細部にまで薬品を浸透させることで高い撥水効果が長期的に保たれます。また摩擦堅牢度においても、今まで濃い色のスエードでは実現できなかった湿摩擦(濡れた布でこすった時の色落ち具合)と・乾摩擦(乾いた布でこすった時の色落ち具合)においても高い数値の検査結果を得ており、色落ち・色移りしにくい特長があります。非常に柔らかで発色が良く、革本来の風合いはそのままな新しいスエードです。

撥水度検査(JIS L 1092)
染色摩擦けんろう度(摩擦試験機Ⅰ型)
JIS K 6547

常時在庫を持っている革について

ライニング

素染めの下地は常時20色前後在庫を持っております。こちらを元に、パール仕上げ、メタリック仕上げ、ワックスプルアップなど多様な加工が可能です。

スエード

革の裏面をサンドペーパーで起毛させたもので柔らかな手触りとシルキーな光沢があります。厚さは0.7~0.8mmです。常時44色在庫を持っております。

ヌバック

銀面を薄く漉き取った後、サンドペーパーで短く毛羽立たせ1.0~1.1mmの革で、主に靴に多く使われています。

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